移動都市モータルエンジン
移動都市モータルエンジンを視聴しました
ネタバレ注意です
SF小説が元になっている映画でロードオブザリングの監督が制作撮影したと言う前情報。
映画で見終わったを持った感想は、要素が多くてごちゃごちゃしていたなぁと言う印象でした。
よかった所は映画始まって冒頭の移動都市がカーチェイスをしながら戦いを繰り広げているシーンがあったんですが、ここら辺は結構好きで、映画の冒頭としてはすごく良かったなぁと思いました。
冒頭に出てきた小さいほうの移動都市は岩塩を採掘していたのか塩を大量に保存している。
もう一方の大きい都市がロンドン。
イギリスからヨーロッパに渡り、国々を食いつぶして、捕獲して植民地にしてきた。
残念な所は、前半のカーチェイスだけで移動都市の出番がほぼ終了してしまうこと。
人間ドラマとか、飛行艇、人間同士の争い、ロボットとの感動、作品のタイトルである移動都市が本筋に関わってこなくなる、ような気がします。
興味があったのは、なんでこの都市になったのか。
そういうのをもうちょっと掘り下げて欲しいなぁ。
ディーゼルエンジンが動いてるのか、
葉山廃棄物からエネルギーを作っている
コミカルに動いていて、中身の正確性をそんなに重要視されてないのかなっていう感じでした。
映画のストーリーは主人公、イギリスに住んでいた男が出てきて男の人は、外に出たことがない、旅をする夢を持っている。最終的にヒロインと結ばれて、夢を叶えて世界を旅する。
ヒロイン、この子は要素が多い、顔に傷がある、母親が考古学者、古代古代兵器の重要な部品を発見、ロボットに育てられた、などなど。
移動都市の市長。野心家。古代兵器を操り世界を支配しようと企む。ヒロインの母を殺害する。
この映画見に来てる人は、移動都市が作品のテーマに絡んでいるのか、楽しみに見てきてると思うんだけど、焦点になったのは古代兵器とか人間の争い。
そこがちょっとなんか残念なんだ。
気になる作品でしたが、見たかったものとは違う、コミカルな映画でした。