simizuの映画記録

映画を観ながら記録したものにつき、ネタバレがあります。

「グレイテスト・ショーマン」

見ました。予告編ではサーカス?を舞台にしたミュージカル物かと、面白い。短く感じるくらいのテンポの良い映画。見るべき!

 

一応ネタバレ注意

 

最初は子供の頃から、だけど「市民ケーン」の様な振り返りではなく、あっさりとした、シンプルだけど幼少期の記憶ってそんな感じ、印象的な事だけ覚えてるような、あっという間に大人に成長。

 

アメリカや鉄道などのキーワードで年代がわかる、夜の場面を間に挟む。会社は倒産だがここで終わるバーナムではない。見世物小屋の様な、変人を雇う。まだバーナム博物館。ショーは徐々に人を集める。批評もあるがそれも利用し人々の笑顔に変えていく。

 

まだ満足しないバーナム、偽物と言われた事は自分が成り上がりである事の恐れと重なる。次第に本物を求める様に、貴族階級に認められること、本当の幸せとは階級や位による物なのか、王女との謁見で歌手を見つける。彼女は本物、自らも本物になる事を望んでいるのか。

 

アメリカでの披露は成功。置き去りのサーカスと家族、不吉な予感。公演は各地で成功を納め新聞記者も認める様になる。歌手といい感じになるが、歌手とのロマンスは無い、家族は大事、破局とサーカスの火災。差別主義がサーカスの敵。成功を求めて全てを失うバーナム。

 

集まるサーカスの仲間、家族たち、バーナムは彼らを救ってくれた恩人でもあるのだ。自分の原点を見つめる。妻と娘達。貯金していた金を使い、テントを設置。待ち望んでいたサーカス、海辺の安い土地で、拍手喝采の舞台は少年の描いた夢でもある。主役の交代。

 

像のタクシーは洒落ている。娘を迎える。バレエの木の役は気の毒か、だが人生ってそんなもの。生まれとか、成功したかどうかではない。実話なのかな。